ミカドと女官―菊のカーテンの向う側

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784770410467
  • NDC分類 288.4
  • Cコード C0095

内容説明

本書では、天皇制のかかえている「男系世襲」の問題を考える前提として、近代における女官制度の変遷や女官たちの言動を跡づけた。「菊のカーテン」の向う側に隠された女官世界を、限られた情報から再現した。

目次

第1章 皇太子裕仁の提案(女官の通勤制;柳原愛子の助言)
第2章 異色の女官たち(権典侍;明治の女官;婦女子の教育)
第3章 昭和天皇の後宮改革(近代の「お局」;昭和戦前の後宮;戦後の後宮)

著者等紹介

小田部雄次[オタベユウジ]
1952年東京生まれ。立教大学大学院博士課程、日本近現代史専攻。静岡精華短期大学国際文化学科助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

及川まゆみ

3
面白かったです。なかなか知ることのできない世界なので。天皇みずからが改革旗手だったのは驚きです。女官に関してはやはり下田歌子がダントツで魅力がありますね。明治という時代のパラドックスがよくわかります。2014/05/18

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