内容説明
山岳誌「岳人」の表紙を飾った作品を中心に、詩情あふれる文をあわせてまとめた、「アルプ」の表紙・カットでおなじみの版画家による画文集。山の仲間や、畦地梅太郎さん、深田久弥さん、尾崎喜八さんたちとの交流も語ります。
目次
「岳人」表紙版画―1999年1月~2000年12月(アポロンの目覚め;雪の山と森の歌;春の跫音 ほか)
山と音楽と版画と(花の舞う丘;森の中;夜の風景 ほか)
公園の出版記念会
山の眼玉―畦地梅太郎さんのこと
九山山房―深田久弥さんのこと
夜空の星のように―尾崎喜八さんのこと
著者等紹介
大谷一良[オオタニカズヨシ]
1933年東京生まれ。’57年東京外国語大学スペイン語科卒業。総合商社の勤めを終え、’96年よりフリーの版画家。この間、畦地梅太郎氏に私淑、「アルプ」をはじめ「まいんべるく」「山と渓谷」「心」「岳人」などに表紙画やカット、文章を発表。’80年代から個展や共同展を毎年のように開催。著書に「山のかけら」「山の絵葉書」「風のディヴェルティメント」など、共著に「山のABC」「忘れ得ぬ山」など多数。山岳関連書の装丁・装画も数多く手がけている
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