長岡城奪還

長岡城奪還

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  • サイズ B6判/ページ数 350p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784770408082
  • NDC分類 210.61
  • Cコード C0021

内容説明

慶応四年(一八六八)七月二十五月、長岡藩総督河井継之助の采配のもと、長岡藩兵八百余名は、魔蛇が棲むという八町沖を徒渉、敵中に潜入して長岡城を奪い返した。夜行暁戦、故城へむかって各隊が疾駆突戦する。その作戦の見事さは、継之助の才腕によるものだった。奇謀の計によって、薩長の野望を砕こうとする継之助。大兵を擁し、維新の大望をふりかざす山県狂介(有朋)ら。北越の戦いは、天下分け目のいくさとなった。そのハイライトともいうべき、長岡城奪還戦の十六日間を克明に追う。そこには東軍陣営、とくに米沢藩と長岡藩の葛藤、薩摩・長州藩兵ら西軍諸藩兵の戦いの実態、焦土作戦による住民の悲哀、新潟陥落による長岡再落城の様子、そして、ふるさとを奪い返し、城下の土を踏んで涙する長岡藩士の様子が描かれている。戊辰戦史上、まれにみる激戦の実相に迫る。

目次

序章 風雲の魔王
第1章 緑風と赤雨
第2章 奇謀の転機
第3章 杳々の黄昏
第4章 阿修羅の襲撃
第5章 死闘する諸兵
第6章 西兵、起立す
第7章 魔神との別れ
第8章 雷神現る
第9章 勝利に感涙す
第10章 孤城の占拠
第11章 風、蕭々として
第12章 捨身しうる者
付録 八町沖渡行作戦参加 長岡藩兵・隊別名簿

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐倉 海人

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開いて読み始めると、戦場の光景が行間から浮かび上がってくる1冊でした。2022/09/15

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