内容説明
1980年代初め、嵐のように吹き荒れた“校内暴力”とは、いったい何であったのか。ツッパリが投じた問題は、本当に解決したのであろうか?いわゆる校内暴力は、日本の現代教育史に、あるエポックを刻む。本書は、実際の事件、出来事を追ってつづった、ツッパリたちの“レジスタンス”の記録である。
目次
第1部 黒潮連合物語(総長の独白;ツッパリへの序曲;どろんこ授業;二月革命;黒潮連合誕生;土下座事件;総長、怒りの鉄拳・退学;放火事件の怪;「寺小屋」に集う;逮捕!;調査団乗りこむ;校長の服毒自殺;記念のトイレットペーパー;市民の会vs関東親王高;再建元年vsオレたちのメッセージ;帰ってきた総長)
第2部 番格への軌跡(序曲“ツッパリ四天王”;番格への軌跡;傷害事件;実力者の弁明)