京都吉兆 日本語版

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  • サイズ A4判/ページ数 183p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784770041203
  • NDC分類 596.21
  • Cコード C0077

内容説明

日本料理を芸術の域にまで高めた偉才・湯木貞一が創成し、頂点を極めた吉兆。その伝統をふまえながらも革新に挑む孫の三代目・徳岡邦夫が、「吉兆風」の料理、設え、もてなしをさらに発展させ、斬新で独創的な美の世界を追求する。

目次

春(琳派にならって;嵐山吉兆の器 ほか)
夏(京都と鱧;吉兆の「八寸」 ほか)
秋(日本人と月;ふかひれ ほか)
冬(南天と金柑;究極のとろにぎり ほか)

著者等紹介

徳岡邦夫[トクオカクニオ]
1960年京都生まれ。京都吉兆嵐山本店総料理長。「吉兆」の創業者であり、世界にkaisekiとして知られる現代高級日本料理の生みの親・湯木貞一の孫にあたる。15歳のとき嵐山本店で修行を始め、高麗橋吉兆、東京吉兆を経て1995年から嵐山本店で総料理長として現場を指揮。ジェームズ・ビアード財団や、うま味インフォメーションセンターが主催するイベント等、海外のシンポジウムにも参加し、世界屈指の料理人たちと肩を並べている。2008年に開催された北海道洞爺湖サミットでは午餐会を担当

杉本伸子[スギモトノブコ]
1943年大阪生まれ。フリーライター。料理をメインに料理雑誌「dancyu」などに執筆

三浦健司[ミウラケンジ]
1956年北海道生まれ。写真家。興味のある分野は日本の「食」「手仕事」「花」「桜」。デジタル写真撮影と画像処理ソフトに詳しく、プロおよびセミプロの写真家に向けて、日本、韓国などでセミナー講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ヴェネツィア

241
料理および監修は徳岡邦夫氏。京都吉兆嵐山本店総料理長である。文はフリーライターの杉本伸子氏、写真は三浦健司氏。お料理もさることながら、それを供する部屋も調度も別格。邦夫氏は祖父の湯木貞一と魯山人の継承者たらんとする。彼は言う「伝統の味=不変」ではないと。実際に取り合わせは時として思いがけないものであったりする。例えば「低温すき焼き」には、トリュフやルッコラがあしらわれている。そして、その一方では初夏の鱧をはじめとして、季節感の取り入れは徹底してもいる。どの季節のどんなお料理もすべからく美味しそうだ。 2025/03/26

やいまゎ

2
京都吉兆の昆布出汁は、冷蔵庫で12時間かける水出し法とのこと。ちなみに予算は1人40,000円也!2012/05/13

kouglof

1
芸術的に素晴らしい盛り付け。美術作品といえる。2016/05/16

Kazuki Nakanouchi

1
県立図書館で読んだがやけど、良い本やった。 とゆうかよい作品。。。 ただ買うには高いがよね(笑)。 いずれ欲しいな、この本。2012/06/22

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