内容説明
日本料理を芸術の域にまで高めた偉才・湯木貞一が創成し、頂点を極めた吉兆。その伝統をふまえながらも革新に挑む孫の三代目・徳岡邦夫が、「吉兆風」の料理、設え、もてなしをさらに発展させ、斬新で独創的な美の世界を追求する。
目次
春(琳派にならって;嵐山吉兆の器 ほか)
夏(京都と鱧;吉兆の「八寸」 ほか)
秋(日本人と月;ふかひれ ほか)
冬(南天と金柑;究極のとろにぎり ほか)
著者等紹介
徳岡邦夫[トクオカクニオ]
1960年京都生まれ。京都吉兆嵐山本店総料理長。「吉兆」の創業者であり、世界にkaisekiとして知られる現代高級日本料理の生みの親・湯木貞一の孫にあたる。15歳のとき嵐山本店で修行を始め、高麗橋吉兆、東京吉兆を経て1995年から嵐山本店で総料理長として現場を指揮。ジェームズ・ビアード財団や、うま味インフォメーションセンターが主催するイベント等、海外のシンポジウムにも参加し、世界屈指の料理人たちと肩を並べている。2008年に開催された北海道洞爺湖サミットでは午餐会を担当
杉本伸子[スギモトノブコ]
1943年大阪生まれ。フリーライター。料理をメインに料理雑誌「dancyu」などに執筆
三浦健司[ミウラケンジ]
1956年北海道生まれ。写真家。興味のある分野は日本の「食」「手仕事」「花」「桜」。デジタル写真撮影と画像処理ソフトに詳しく、プロおよびセミプロの写真家に向けて、日本、韓国などでセミナー講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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