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Bilingual books
外国人が見た古き良き日本

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  • サイズ B40判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784770040664
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C0282

内容説明

古代のトロイアの遺跡の発見者シュリーマンは、幕末に横浜の農村を訪れ、「日本人が世界でいちばん清潔な国民であることは異論の余地がない」と印象を記しています。アメリカ初代駐日総領事ハリスは、「下田の住民はいずれも豊かではないが、それでも人々は楽しく暮らしており、世界中の労働者で彼らよりもよい生活を送っているものはない」と断言しました。本書は幕末明治期に、自然に恵まれた日本の各地を回って、各層の人たちの心に触れ、日本を愛した17人の外国人たちによる有名な見聞録と旅行記の印象的な部分を英和の対訳で掲げ、失われた時を偲びつつ、日本の心を浮き彫りにしていくものです。

目次

日本回想記(ラナルド・マクドナルド)
日本滞在記(タウンゼント・ハリス)
大君の都(ラザフォード・オールコック)
幕末日本探訪記―江戸と北京(ロバート・フォーチュン)
シュリーマン旅行記清国・日本(ハインリッヒ・シュリーマン)
一外交官の見た明治維新(アーネスト・サトウ)
英国外交官の見た幕末維新(アルジャーノ・バートラム・ミットフォード)
ロングフェロー日本滞在記(チャールズ・アップルトン・ロングフェロー)
ヤング・ジャパン(ジョン・レディ・ブラック)
日本その日その日(エドワード・シルヴェスター・モース)
日本奥地紀行(イザベラ・バード)
日本からの手紙(ラドヤード・キプリング)
シドモア日本紀行―明治の人力車ツアー(エリザ・ルーアマー・シドモア)
日本アルプス―登山と探検(ウォルター・ウェストン)
心(ラフカディオ・ハーン)
英国人写真家の見た明治日本―この世の楽園・日本(ハーバート・ジョージ・ポンティング)
明治日本見聞録(エセル・ハワード)

著者等紹介

内藤誠[ナイトウマコト]
1936年愛知県生まれ。早稲田大学政経学部で木村毅氏(明治文化史研究家)の薫陶を受ける。卒業後、東映に入社。映画『番格ロック』を監督してフリーに。以後、『時の娘』『俗物図鑑』『スタア』などを監督。中部大学教授退任後、日本大学芸術学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

在我壷中

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維新後へ欧米使節団のそんな岩倉と大久保には帰国後西郷を『殺す』のでしょう。私には『維新の戦後の総括』と。著書へ在る『外国人が見た古き良き日本』を知らず、解らず、今も我々日本人には『武士道』そして『大和魂』と宣う。維新へ失い、無くしたものそして戦後連合国へGHQへ奪われたもの!と。【切腹】を観た外国人には『決して嫌な見せ物ではない、西欧の公開処刑とは全く異質!』と、品位在る儀式、厳粛なものと観たのでした。そんな武士の魂は否定、棄てられ、戦後には『三つのS』を、古き良き日本と引き替えに唯々諾々と甘受するのです2013/09/13

kira

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現在の私たちから見ても、幕末・明治初期の日本人やアイヌの民俗を知ることが出来て、とても興味深い本でした。2012/09/25

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