内容説明
戦後「経済大国」となった日本は、「バブル崩壊」により不良債権と財政赤字が残され、倒産やリストラなどに苦しみましたが、2002年以降は戦後最長の景気回復局面が続いています。少子高齢化の進行による人口減や、BRICs諸国などとの競争といった課題を抱えながら、日本は今も「世界第2の経済大国」の座を守っています。本書は日本経済が抱えるさまざまな問題に迫りながら、強靭なその姿を英和対訳で解説していくものです。
目次
第1部 日本経済、強さの秘密(トヨタ生産方式で世界一へ;広がるブロードバンド ほか)
第2部 変わる日本式経営とサラリーマン(崩れる終身雇用;変わる賃金制度 ほか)
第3部 グローバル化の嵐の中で(国内産業の空洞化;エネルギー小国 ほか)
第4部 バブル崩壊を乗り越えて(格差問題の実態;バブル経済とは何だったのか ほか)