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内容説明
助けてくれたお礼に、りゅうはエルマーをうちに連れて帰ることに…。
著者等紹介
ガネット,ルース・スタイルス[ガネット,ルーススタイルス][Gannett,Ruth Stiles]
1923年、ニューヨークに生まれる。1944年、バッサー・カレッジを卒業後、化学者として研究所で働いていたとき、児童文学に興味をもつ。児童図書協議会の職員になり、働きながら童話を書き、1948年、『エルマーのぼうけん』(英語文庫既刊)を発表。ユーモアのある本書は、世界中から高い評価を得、続く1950年には続編である本書『エルマーとりゅう』を、1951年には『エルマーと16ぴきのりゅう』を世に送っている
ガネット,ルース・クリスマン[ガネット,ルースクリスマン][Gannett,Ruth Chrisman]
著者ルース・スタイルス・ガネットの母で、アメリカの有名な挿絵画家。1947年に『ミス・ヒッコリー(くるみさん)』で、アメリカで最も優れた児童文学作品に贈られるニューベリー賞を受賞。『ヒポ・ザ・ヒポ(カバのカバさん)』でもアメリカ・グラフィック・アート協会の優秀作品に選ばれるなど、優れた児童文学の挿絵を多数残した。1979年没
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
55
エルマーの第2弾。第1巻の"My father's dragon"では、息もつかせないくらいに次から次へと危険な猛獣が現れるといった構成だったが、この巻ではぐっと落ち着いたものになっている。大きなエピソードは2つだけ。展開のスリルは失ったものの、その代わりに物語としての細密さや膨らみを獲得したと言えるだろう。この文庫版で唯一残念なのは、挿絵がモノクロームであること。あのカラフルな絵も大きな楽しみの1つなのだから。黄色とブルーのボーダー柄の竜と、赤と白のボーダーシャツのエルマー。あの躍動感がまたいいのだ。2013/07/11
takaC
44
『エルマーのぼうけん』と間違えて図書館から借りてきた。読み始めて気づいた。とほほ。2013/04/27
莉庭Reethi
16
★★★【Lexile指数:800L/Length:6835】前作でDragonを助けたElmerは、家に帰る途中に嵐に遭い、カナリアたちが住む島に不時着します。カナリアの島ではカナリアの王様カン11世(KING CAN XI)をはじめとして多くのカナリアが住んでいましたが、彼らがどうしても知りたくて思い悩んでいる先祖代々の秘密があります。ElmerとDragonは彼らの悩みを解決することができるのでしょうか。スリルとユーモアと友情にあふれた、楽しい作品に仕上がっています。2015/10/30
Lee Dragon
9
エルマーの冒険の続編のエルマーとりゅう。 洋書で読んでみました。話ほとんど忘れているのと、子供向けなのになかなか知らない単語が出てきました。 内容は簡単なのでさくっと読めます。日本では高校で習う分詞構文、倒置、仮定法、関係代名詞、分裂などは当たり前のように使われているので、子供向けだと思っていても文法の点から見るといい復習になりました。2014/11/23
いけっち
7
図書館本。間違えて予約して借りた本でしたが折角なので読んでみました。前編からの続きのもだったようですが、さほど問題なく読めました。知らない単語をとばしながらでも、ストーリーを追えました。2018/01/05