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内容説明
「今月21日、アンドーヴァーに注意されたし」という内容の挑戦状が送られてきた。予告どおりアンドーヴァーで、Aの頭文字を持つアリス・アッシャーという老婦人が殺される。続いて第2、第3の挑戦状が届く。ベクスヒルではBの頭文字を持つベティ・バーナードが、チャーストンではCではじまる名前を持つカーマイケル・クラーク卿が殺害される。どの殺害現場にも「ABC鉄道案内」が残されていた。はたして犯人は、アルファベット順にこだわって犯行をかさねる偏執狂なのか?犯人のねらいは?そして「ABC鉄道案内」に隠された意味は?本書は、ポアロが活躍するシリーズとしては第13作目にあたり、クリスティの代表作のひとつに数えられている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
田山河雄
1
実に三週間かかってやっと読むことが出来ました。大変苦しかった。特に最後の「34.Poirot Explains」になると、コンガラガッテ来て頭に入らず眠くなる始末でした。とてもトリックがどうこうと言える状態ではありません。また幾つか読んでみて味わえる時が来ればいいなぁと祈るばかりです。尚、蛇足ですが本書の検索が中々上手く見つからず焦りました。「ABC殺人事件 講談社ルビーブックス」ではヒットせず、左欄の関連本の中に「ABC殺人事件(講談社ルビーブックス)」で見つかったのです。ウ~ム、難しいのですね2021/06/19