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内容説明
「10人のインディアンの少年が食事に出かけ、1人が喉をつまらせ、9人になった 9人のインディアンの少年が遅くまで起きていて、1人が寝過ごし、8人になった…」U・N・オーエンと名乗る謎の人物によって、孤島インディアン島に集められた元判事、元警察官、元将軍、医者など10人の男女が、過去に犯した罪を告発され、一人、また一人と殺されていく…。マザー・グースの子守唄そのままに―。ミステリーの女王、クリスティの60にもおよぶ長編の中でも最高傑作のひとつと謳われる“童謡殺人”の名編。辞書のいらない「ルビ訳」で、単語にぴったりの訳語がルビになっています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月曜は嫌い
3
文字通り不朽の名作。童謡に合わせて一人ずつ殺されていく不気味さはさすが。ちょっと変な言い方だが、最後の謎解きになって整然と説明されるのが残念なくらい。2015/02/07
あぐもんた
3
英語の勉強がてら読了。ルビ付きで難しい単語には訳がついてるので違和感なく読めた。ちょっと時間かかったけど。しかしこれが1939年に発刊されたとは思えないほど精巧で最後まで目が離せなかった。犯人については完全にノーマーク。というか英文解くのに必死で推理とかしてる暇なかったな。本格推理もの最近好きです。いずれまた読む。2012/11/22
田山河雄
1
最終章での真の実行犯による独白録が大変難しかった。ここが本書の醍醐味なのでしょうが読み取れませんでした。正直に言ってここまで来るのがやっとで、疲れ果てたその挙句最後に大どんでん返しと云うのか、解決不可解犯罪の謎解き独白があるのですから、成程これは素晴らしいのでしょうね。もう少し分かるようになれれば嬉しいのですが…。2021/07/15
damaya
1
ルビ訳が嬉しい英語版。アガサ・クリスティは好きだが、有名なこの作品は読んだことがなかった。ストーリーは王道中の王道。個人的にはミステリにありがちな「トリックにイマイチ納得いかない感」はなかった。完成度が非常に高く感じた。
Naoki Murata
1
一人ずついなくなるスリルがジワリジワリと伝わってくる。
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