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内容説明
おなじみの「人魚姫」のほか、「赤いくつ」「マッチ売りの少女」「皇帝の新しい着物」「コウノトリ」「みにくいアヒルの子」「不動のすずの兵隊」「野の白鳥」「王女とえんどう豆」「水のしずく」「とびはね競争」を収録した、傑作アンデルセン童話集。
著者等紹介
アンデルセン[アンデルセン][Andersen,Hans Christian]
1805年、デンマークのヒューン島のオーデンセ生まれ。30歳のとき発表した小説「即興詩人」で、作家として名声を博す。短編集「絵のない絵本」(1840)も有名。150編あまりの、詩情豊かな美しい童話の作品で、世界的人気がある。このほか紀行文、自叙伝も知られている。1875年に死去。原語のデンマーク語では「アナセン」と発音
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
田山河雄
3
読み終えて今そっと息を抜きおなかが沈み込むような気分でいる。決して不快でなく少しばかり幸せの気分なのです。昔クラッシックが好きになって聞こうと思ったが何千曲もあると分かった瞬間、とても全部は…と気持ちが萎えたことがある。でも、今になって分かる。全て相対的なのだ。全部と云う量ではなく深く浸み込むように感じられればそれで好いのだ…と。人魚姫の一途な思いとひた向きな行動、思いもはかなく死んでいく最後の場面などが冷静に描写されていく。死が語られるのです。これこそ童話集なのか、桃太郎の鬼ヶ島には出て来なかったなあ。2021/10/29
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