- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > 教養
- > 講談社インターナショナル
内容説明
すぐれた学者であり、地位と名誉を兼ね備えたジキル博士、そして悪の権化ともいうべきハイド。「二重人格」の悲劇を鋭く描き出した、スティーブンソンの不朽の傑作。
著者等紹介
スティーブンソン,ロバート・ルイス[スティーブンソン,ロバートルイス][Stevenson,Robert Louis]
1850年、イギリスのスコットランド、エディンバラに生まれる。19世紀のイギリス文学を代表する小説家のひとり。随筆家。詩人。同地の大学で工学を修めたが、のちに法律の方面に進み、弁護士の資格を得るが、子供の頃から病弱で文学に興味をもち、作家を志していたこともあって、フランスなどの保養先で『内陸旅行』などの紀行文を執筆。アメリカに渡り結婚、のち帰国後は文筆活動に専念し、1882年に『新アラビアンナイト』を出版、翌年の1883年に、少年ジムを主人公とする冒険小説『宝島』を発表し、世界中から名声を得た。1885年には定評ある愛唱詩集『うたの花園』を世に送る。本書『ジキル博士とハイド氏』は1886年の作品で、たいへんな評判をよんだ。1887年に再び渡米し、南太平洋の島々を巡航、1890年にはサモア島に定住したが、5年後の1894年12月に44歳で死亡
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。