水産学シリーズ
ベントスと漁業

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  • サイズ A5判/ページ数 159p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784769910138
  • NDC分類 663.6
  • Cコード C3362

内容説明

2004年4月5日に鹿児島大学で開催された日本水産学会大会で、「ベントス研究の漁業生物学的展開」と題してシンポジウムを行い、漁業生物学的な立場から、これまでのベントス研究を振り返り、今後の研究方向について包括的に議論した。本書はシンポジウムでの講演内容を纏めたもので、ベントスと漁業との関係について多面的に論じている。

目次

1 漁業資源の餌料生物としてのベントス(海洋生物食物網におけるベントスの地位;クルマエビ養成池での天然餌料としてのベントスの役割;底生魚類の餌生物としてのベントス;稚魚の餌料としてのベントスの生産量)
2 ベントスによる漁業被害とその対策(魚類仔稚魚の捕食者としてのベントス;漁業生物学から見た貝殻穿孔生物;付着生物が垂下養殖ホタテガイの成長に与える影響;ベントスの異常発生が漁業に与える影響)
3 漁業資源としてのベントス(ヒメエゾボラの漁業資源としての可能性;ハナサキガニの繁殖生態と資源管理)
4 漁業生物学としてのベントス研究の現状と課題(ベントス研究は漁業を発展させられるか?;養殖の現場がベントス研究に期待するもの)

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