内容説明
本書は投票行動を社会の構造的脈絡において捉えることを目的とした一つの試論である。また、本書は都市や都市化についての社会学的、経済学的研究成果を政治学に援用した一つの学際的研究でもある。
目次
第1章 東京大都市圏における投票行動の研究(一)―投票行動分析方法(選挙区分類と都市化)に関する一考察
第2章 東京大都市圏における投票行動の研究(二)
第3章 東京大都市圏における投票行動の研究(三)―1970年以降における政党支持なし層の動向と機能的系列化
第4章 東京大都市圏における投票行動の研究(四)
第5章 ポスト産業社会における政治・社会意識―現代社会論の系譜を踏まえて
第6章 地方議員の研究―福島県郡山市を事例として
第7章 ある地方都市の女性意識と揺らぐ主婦像―福島県郡山市の事例
第8章 安積開拓と松方正義―福島県郡山市の叢生
著者等紹介
菅沢均[スガサワヒトシ]
1950年山形県生まれ。1973年山形大学卒業。1975年慶応義塾大学大学院社会学研究科修士課程修了。1979年日本大学大学院文学研究科博士課程単位取得。現在、日本大学工学部助教授
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