内容説明
今日創造性や心理臨床の研究の傾向として、東洋の智恵が求められ、気づきや直観または想像力を引き出す瞑想の研究が、西欧の研究者の関心を集めている。そして瞑想の国際的総合研究が活発に行われるようになってきた。本書は、こうした時期にあたり、仏教の心理の特質を特に創造性の立場から探究した最近の論文を中心にまとめた。
目次
第1部 仏教の心理と創造性(創造性の研究―私の歩んできた道と課題;近代日本における仏教と心理学;禅の悟りの心理と創造性;密教と創造性 ほか)
第2部 創造性の開発(カウンセリングと創造性の開発;研究開発と創造性の研究;創造性の教育;セルフコントロールと性教育 ほか)
著者等紹介
恩田彰[オンダアキラ]
1925年東京に生まれる。1948年東京大学文学部心理学科卒業。東洋大学名誉教授。文学博士
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