目次
第1章 社会の多元化と私化現象
第2章 多元的現実論の構造と射程
第3章 現象学と社会科学
第4章 シュッツとアメリカ社会学
第5章 シュッツ‐パーソンズ「論争」
第6章 アメリカにおける「現象学的社会学」運動の展開
第7章 日常生活世界の社会学に向けて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うえ
7
「自らが研究の主体であると当時に客体でもある社会科学者は、日常生活を素朴に生きる自然的態度を離れることによって、この世界が存在しているという信念を一時的に留保し、世界についての自らの意識に視線を向ける。その時、経験された世界は、それにいま実際に属している諸々の内容を伴ったままで、還元された領域の内に保持されている。…そうであることによって、社会科学者は、意味の諸々の沈殿物を作り上げてきた過程をつねに再活性化することができるようになる。…シュッツの提起した、社会科学のための諸公準のねらいはここにある。」2020/02/03
三津田
0
7章をもう一度。2015/01/16
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