知と意味の位相―ウェーバー思想世界への序論

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知と意味の位相―ウェーバー思想世界への序論

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  • サイズ A5判/ページ数 386p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784769907503
  • NDC分類 361.234
  • Cコード C3036

内容説明

本書はウェーバーがこの20世紀という現代の精神史的状況をどう捉え、それに知的にどう対処しようとしたかを明らかにしようとしたものである。

目次

第1章 脱魔術化と意味喪失の時代としての現代―ウェーバー『職業としての学問』の提起したもの
第2章 カントの形而上学批判―若干の思想的史回顧(付論 ルター瞥見)
第3章 カントからニーチェへ
第4章 ウェーバーの社会主義論―今日の問題のための原理的考察
第5章 擬似的救済の拒否―ウェーバー「中間考察」覚書
第6章 ウェーバーとニーチェ―ウェーバーと究極的立場の問題

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

デンプシー

2
鉄の檻から脱却する術としてエロース的愛が挙げられているのは興味深かった。ウェーバーとロマン主義は何か関係があったりするんだろうか。また全体として、ウェーバーの、この世の中を諦めない姿勢が印象的だった。しばしば目を覆いたくなる惨状で溢れるこの世の中でも、「それでもなお」と前を向ける気持ちはどこからやってくるのだろうか。現状を把握する明晰な頭脳と、それを活かして改善に向かう気力を兼ね揃えた人は尊敬に値する。2024/05/17

spikyhair

0
★★★★★

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