内容説明
本書はウェーバーがこの20世紀という現代の精神史的状況をどう捉え、それに知的にどう対処しようとしたかを明らかにしようとしたものである。
目次
第1章 脱魔術化と意味喪失の時代としての現代―ウェーバー『職業としての学問』の提起したもの
第2章 カントの形而上学批判―若干の思想的史回顧(付論 ルター瞥見)
第3章 カントからニーチェへ
第4章 ウェーバーの社会主義論―今日の問題のための原理的考察
第5章 擬似的救済の拒否―ウェーバー「中間考察」覚書
第6章 ウェーバーとニーチェ―ウェーバーと究極的立場の問題
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