内容説明
本書は、農業が必然にしてかくなる変貌を遂げたかを社会学的に究明した所謂農村社会学論集であるが、その意図は支配という一点から日本資本主義が自らの高度化のため如何に農民・農村・農業を収奪利用してきたかの支配構造の解明にある。
目次
第1部 戦前期の農民支配をめぐる問題(戦前期日本の農民支配の構造;昭和恐慌期における官僚制的支配と農民)
第2部 戦後期の農村変動と農民支配(戦後日本における農民支配の構造;高度経済成長期の農村変貌の基底的性格;高度経済成長期の地域問題と農村―1960年代を中心として)
第3部 農村社会学の課題をめぐる問題(農村の構造変動と農村社会学の課題―高度経済成長期の農村問題;農村社会学の歴史的展開と今日的課題)
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