内容説明
軍歌、戦時歌謡は近代日本音楽の歴史遺産であり、ひとつの文化である。軍歌、戦時歌謡を知る人は少なくなった。しかし、このまま歴史の彼方に埋もれさせていいはずがない。そこには文字通り、日本近代の血と汗と涙が凝縮されているからである。(本書より)―かつて人々が愛唱した軍歌、戦時歌謡でたどる近代日本史。
目次
第1章 歴史的軍歌
第2章 陸軍の学校の歌
第3章 陸軍の部隊の歌
第4章 陸軍の儀礼の歌
第5章 陸軍兵科の歌
第6章 日清・日露戦役の歌
第7章 満洲・上海事変の歌
第8章 支那事変の歌
第9章 大東亜戦争の歌
第10章 海軍の歌
著者等紹介
大野敏明[オオノトシアキ]
昭和26年、東京都生まれ。50年学習院大学卒、同年産経新聞東京本社入社、社会部次長、特集部長、大阪本社文化部長、編集局編集長などを歴任。元東京医科歯科大学医学系大学院、亜細亜大学、国際医療福祉大学各非常勤講師、元拓殖大学客員教授。軍事史学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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