内容説明
「積弊清算」と称し、前政権の高官を次から次へと逮捕、起訴し、日本との間で結んだ前政権との約束を反故にする動きを露骨に見せてきた文在寅―その登場以後韓国は「従北・親中、反日・脱米」の傾向を強めている。なぜ親北朝鮮志向を隠そうとしない政治家が大統領に当選、国民の支持を得たのか。その秘密を探る。
目次
序章 左派に占領された韓国メディア
第1章 南北会談の秘められた深意
第2章 文政権は北の崩壊を望まない
第3章 左派との内戦に敗れた朴槿恵
第4章 積弊に執着する歴代左派政権
第5章 保守派への恐怖政治
著者等紹介
李相哲[リソウテツ]
龍谷大学教授。専門は東アジアの近代史・メディア史。1959年、中国黒竜江省生まれ。中国紙記者をへて87年に来日。上智大学大学院博士課程修了(新聞学博士)。98年、龍谷大学助教授。2005年から教授。中国の旧満州・日本統治時代の朝鮮半島の新聞史や現代の韓国・北朝鮮情勢を分析した論文や著書が多い。日本国籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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乱読家 護る会支持!
5
H30年に出版された本。 トランプ大統領が、北朝鮮への軍事的圧力を強めたため、金正恩が、北朝鮮に近い文在寅大統領を使って、対話姿勢を強めた時期ですね。 現在は、北朝鮮はイージスシステムで迎撃出来ない超音速滑空ミサイルの試射を繰り返している。 人は話し合いによる決着を無条件に支持しがちで、そ民主主義国家の宿命として、政治家はそのような国民から支持されなければならない。 独裁国家は、民主主義の弱点を知り尽くして、自国の益、独裁者の益の為に、工作活動(世論戦、心理戦、法律戦)+サイバー攻撃を繰り返している。2022/02/08
ふく
0
ろうそく運動?の頃から北のまわし者?という印象。何故?何者?という疑問の答えを期待して。「南北統一したい」と自分の地位だけ?2023/02/24
Ueki Kazuhiro
0
韓国大統領が不運な運命をたどる理由が分かった。右派と左派が戦い政権とったほうが片方を徹底的に潰す。それでうまく行かなかったら日本を叩き始める。あれ?可愛そうなの日本じゃね?2020/04/01
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