出版社内容情報
NHK2027年大河ドラマ主人公 小栗上野介の物語。どこまでも日本人としての誇りを失うことなく、西洋文明と対等に渡りあえる国家を創造しようとした小栗上野介忠順。欧米列強に屈せず、輝く未来のニッポンを夢見て今日の礎を築いたサムライの死を描く。
【目次】
内容説明
司馬遼太郎が「明治の父」と評した小栗上野介忠順。それは小栗の近代国家構想を基盤にして、明治政府が近代国家への道を歩んだからである。とくに金銀交換比率の是正や造船所の建造は、近代日本を救った小栗の偉業といえる。上巻は黒船来航から、小栗が日米修好通商条約の批准のため米国艦で渡米するまでを描く。
目次
序章 地鳴り
第一章 墨夷の艦隊
第二章 火中の栗
第三章 運命の歯車
第四章 サムライ、太平洋を渡る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
松田悠士郎
1
「攘夷」「倒幕」等の歴史の荒波に襲われる徳川幕府を支え続けた小栗忠順の生涯を描く小説の上巻。まだ剛太郎と名乗っていた頃の若き日の小栗から、日米通商条約調印の監察としてアメリカへ渡るまでが、歯切れの良い文体で活写されている。小栗は写真も残っていて、尚且つ来年の大河ドラマでは松坂桃李さんが演じる事も知っているのだが、どうしても個人的に夏八木勲さん(「影の軍団 幕末編」)の姿を嵌めちゃうんだよな。2026/04/02
NAGISAN
0
幕臣(逆臣)として正当に評価されてこなかった、小栗忠順の幼少期から、日米修好通商条約批准書の交換のためポーハッタン号でアメリカに到着するまでの間の物語(有名な咸臨丸は随伴船)。栗本鋤雲との友情や、阿部正弘、堀田正睦、安藤信正をはじめ幕臣エリートの優秀さ、私の薩長史観によるこれまでの常識が崩れました。2026/06/20




