出版社内容情報
8月15日で終わらなかった北方の戦争。終戦後も攻撃を止めないソ連軍の、樺太住民を巻き込んだ地上戦を詳細に描く。
【目次】
内容説明
空襲もなく食糧豊富で「天国」と呼ばれた日本領南樺太は、ソ連軍侵攻で「地獄」と化した。国境守備隊の死闘、住民の集団自決、民間人への空襲、婦女子を載せた避難船を襲う潜水艦…終戦の日を過ぎても攻撃を止めないソ連軍が引き起こした住民を巻き込んだ地上戦を詳細に描く。ソ連占領下の樺太の貴重な証言も収める。
目次
第一章 日ソ国境地域での戦闘―歩兵第百二十五聯隊・警察官の奮戦
第二章 恵須取方面の戦闘
第三章 真岡方面の戦闘
第四章 日ソ停戦協定成立と豊原空襲
第五章 樺太から北海道へ―三船殉難事件
第六章 ソ連軍政下の樺太を生き抜いた一人の日本人
著者等紹介
藤村建雄[フジムラタケオ]
昭和43年、東京出身。平成5年3月、武蔵大学経済学部経営学科卒業。平成21年、日本大学大学院総合社会情報研究科国際情報専攻修了、樺太における対ソ戦を専門とする。平成29年4月、北方近代史研究所設立。所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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