内容説明
太平洋戦争における勝敗の帰趨を決めたミッドウェー海戦で、日本海軍敗戦の端緒を作ったハワイ真珠湾の無線暗号解読機関長ロシュフォートとニミッツ太平洋艦隊司令長官を支えた情報参謀レイトンを軸に、日本軍の暗号が米国側に解読され、暗号が組まれて活用されていたのかをくわしく分析したノンフィクション。
目次
1 「情報」の視点から見た戦争
2 米海軍の情報戦のキーマン、ロシュフォートとレイトン
3 三年間の日本留学で日本語をマスター
4 帰国後は情報参謀
5 ロシュフォート、ハワイの暗号解読機関の長に
6 真珠湾奇襲前後の無線傍受・解読態勢
7 サンゴ海海戦までの情報戦
8 サンゴ海海戦と情報戦
9 ミッドウェー海戦とロシュフォート
10 ロシュフォートの更迭
11 太平洋戦争終了後のロシュフォートとレイトン
著者等紹介
谷光太郎[タニミツタロウ]
1941年香川県生まれ。1963年東北大学法学部卒業。同年三菱電機入社。1994年山口大学経済学部教授。2004年大阪成蹊大学現代経営情報学部教授。2011年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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