内容説明
昭和二十年八月三十日、敗戦直後の日本に降り立った、ダグラス・マッカーサー元帥。勝利を信じて疑わず、一億玉砕の覚悟で戦争を貫いた日本国民に対して彼はどのように対峙したのか―戦後から約二〇〇〇日、日本を治めた最高権力者の企てを占領・統治・改革のキーワード、そして、日本政府の対応とともに描く。
目次
占領篇(敗戦国日本の占領;英ソ対立激化;ポツダム宣言に翻弄される日本;事大主義が日本を錯誤;対日占領先発隊厚木飛来)
統治篇(マッカーサー対日統治始動;マッカーサー間接統治戦略;GHQ設置で日本統治強化)
改革篇(マッカーサー民主改革発動;財閥解体、同族支配終焉;憲法制定;日本型憲法で対立;民主改革から反共産主義へ転換;ソ連の対日占領要求にクサビ;民主改革路線から反共主義転換;民主改革から反共主義へ)
著者等紹介
岡村青[オカムラアオ]
1949年、茨城県生まれ。ノンフィクション・ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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