内容説明
敗者の側にこそ、教訓は多く残っている―世界の半分を戦場とし、一〇〇〇万人の生命が失われた太平洋戦争―大国アメリカに戦いを挑み、敗北した日本が学ぶべきこととは。より小さな局面からユニークな視点で読み解く、敗因の究明と分析。日本とアメリカ、日本人とアメリカ人を考える異色のノンフィクション。
目次
第1部(日本陸軍の無謀;補給について;統一化、標準化の失敗 ほか)
第2部(恐ろしいほどの思い上がりと無駄/陸軍が造った潜水艦と航空母艦;潜水艦をめぐる問題;航空機と牛車 ほか)
第3部(日本軍の優れていた部分)
著者等紹介
三野正洋[ミノマサヒロ]
昭和17年、千葉県生まれ。昭和41年、日本大学理工学部卒業。大手造船会社勤務後、大学に戻り物理教育に従事。准教授で定年退職。以後、執筆ならびに知的財産の取得で過ごす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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