内容説明
雷撃・爆撃・哨戒・輸送に黙々と働いたラバウル陸攻隊、海軍を震撼させた渡洋爆撃、海軍最大の巨人機九五大攻の戦い、陸攻隊を支えた偵察隊戦記、銀河特攻の悲劇、人間爆弾を抱えた陸攻隊、オンボロ中攻夜間雷撃隊、沖縄航空機雷戦など熾烈な戦場で大きな犠牲を払いながらも戦い続けた陸の海鷲の知られざる記録。
目次
もうひとつのラバウル航空隊―三澤空 七〇五空戦記
海軍航空を震撼させた三日間―渡洋爆撃始末
怪鳥、大陸を飛ぶ―知られざる九五大攻戦記
陸攻隊を支えた助っ人たち―海軍司偵、陸偵戦記
九六陸攻 マレー沖、我らが最良の日
ある陸攻搭乗員が見た豪州上空の空中戦―零戦vs.スピットファイアの戦い
アウトレンジの特攻隊―銀河「丹」作戦始末
人間爆弾はいかに生まれ、そして潰え去ったのか―神雷部隊始末記
使い難き槍―陸攻隊、神雷部隊戦記
オンボロ陸攻沖縄の夜空に在り
八咫烏、沖縄の空へ―日本航空機雷戦記
不発に終わった銀河最後の「烈」作戦
中攻雷撃隊の栄光と落日
著者等紹介
小林昇[コバヤシノボル]
昭和32(1957)年、神奈川県生まれ。早稲田大学卒業後、出版社に勤務、戦記やプラモデル関連の単行本・文庫を多数編集する。平成30年からフリーランスライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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