内容説明
太平洋戦争開戦の前年、厳しい選抜試験をくぐり抜け十六歳で陸軍少年飛行兵に採用された少年の苛烈な体験。第七十七戦隊、のち第十七錬成飛行隊に配属され、名機「隼」を駆って南方を転戦、防空戦、船団護衛、敵補給路の遮断作戦に参加。終戦後は飢餓の島レンパン島での抑留に耐えて生還した元陸軍軍曹の戦場の記憶。
目次
第1章 陸軍少年飛行兵志願
第2章 熊谷飛行学校
第3章 飛行第七十七戦隊
第4章 ビルマ、タイに転進
第5章 第七十七戦隊全滅
第6章 戦隊再編
第7章 防空戦
第8章 特攻編成
第9章 終戦と抑留
著者等紹介
久山忍[ヒサヤマシノブ]
昭和36年生まれ。記録家。硫黄島戦生き残りの海軍中尉・大曲覚氏と出会ったことを機に、作家活動をはじめる。戦場体験者の証言を記録し、証言者の原稿校正を経た後に作品を発表するという独自のスタイルで、特に戦争体験者から広く支持されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スー
13
2少年飛行兵11期生で卒業後77戦隊に配属され南方戦線に派遣される。ビルマに進出したのは64戦隊・50戦隊・204戦隊・77戦隊で加藤建夫の64戦隊だけが一式戦であとの3戦隊が97戦を装備していたが現地部隊での評判は97戦を装備した部隊のほうがエースが多く撃墜数が多かったのに日本で活躍を報道されるのは64戦隊ばかりで不満が高まっていたそうです。77戦隊はニューギニアに進出するも筆者はマラリアに倒れ入院するその後本隊に合流を目指すが叶わずその間に本隊は壊滅し部隊再建の中心になるが新人は学徒兵で新品の隼で訓練2026/02/09
おい
1
隼パイロットからの近年の証言記録というだけでも貴重だが、陸軍航空隊の戦い方や日本軍の戦い方、戦後のイギリスの扱いなど、貴重な証言が多い。海軍零戦に比べ、やや知名度の低い隼の素晴らしさも改めて認識した。 ★★★★★2021/11/13




