内容説明
第二次世界大戦中、ヨーロッパの列強が激突する舞台となった大西洋・地中海の十六の代表的な戦いを描いた欧州戦記。ビスマルク追撃戦、ディエップ上陸戦、タラント港奇襲、ツーロン港の自沈など戦局の転換となった特異な海戦や戦史に残る戦術を綴る話題作。祖国愛に燃える男たちの『孤高の戦い』の足跡を辿る。
目次
ラプラタ河口の海戦
マタパン岬の海戦
英空母グロリアスの沈没
フランス海軍のジェノヴァ砲撃
失敗したダカール上陸作戦
スパダ岬の海戦
あゝジャーヴィス・ベイ
タラント港空襲
砂漠の沖の駆逐艦戦
グリーンランド沖の大捕物
船団PQ17の悲劇
失敗したディエップ上陸作戦
ツーロン港の悲劇
ドイツ海軍の「虹作戦」
ビスケー湾の海戦
二つの白兵海戦
著者等紹介
木俣滋郎[キマタジロウ]
昭和5年、浜松市に生まれる。一橋大学経済学部卒業。工学院大学附属高等学校教諭。教鞭をとる傍ら、戦史・兵器の研究に勤しむ。平成10年、退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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