内容説明
明治九年に創設され、米国のアナポリス、英国のダートマスとともに世界の三大兵学校として、高く評価されていた日本の海軍兵学校の伝統をいまに蘇らせる。江田島兵学校の伝統は普遍的な価値を持ち、現代の若者たちに資するべきものである。全七十八期から優秀な人材一二四三三名を輩出したエリート教育の実態を綴る。
目次
第1部 海軍士官教育(海軍兵学校沿革(中島親孝)(54期)
海軍士官である前に紳士であれ(実松譲)(51期)
海軍のリーダーシップとは(吉田俊雄)(59期) ほか)
第2部 江田島の青春(特攻隊の誕生について(猪口力平)(52期)
青年将校の心得(赤井英之助)(63期)
兵学校長最後の訓示について(鹿山誉)(65期) ほか)
第3部 海軍魂と伝統(日本海軍の伝統について(平塚清一)(62期)
一文人の見た海軍兵学校(獅子文六)
海軍の伝統と海上自衛隊(中村悌次)(67期) ほか)
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- 和書
- 兵隊蟻が歩いた 文春文庫