内容説明
不利な状況下にありながら実戦投入され、大きな効果をもたらした輸送艦。艦隊の集結地などへの補給という重要な役割をおびた給糧艦。海軍艦艇の作戦展開には不可欠であった測量艦。航空作戦の強化、砲撃の命中精度向上のために運用された標的艦―日本海軍の特別任務についた艦艇や陸軍の特殊船を写真と図版で詳解。
目次
輸送艦
陸軍特殊輸送船
陸軍車両揚陸船
給糧艦
航空機運搬艦
特設運送船(雑用)
測量艦、海洋観測船
標的艦
二等巡洋艦「八十島」「五百島」
飛行艇母艦「秋津洲」
練習巡洋艦
陸軍特殊起重機船「蜻州丸」
著者等紹介
大内建二[オオウチケンジ]
昭和14年、東京に生まれる。37年、立教大学理学部卒業後、小野田セメント株式会社(後の太平洋セメント株式会社)入社。中央研究所、開発部、札幌支店長、建材事業部長を歴任。平成11年、定年退職。現在、船舶・航空専門誌などで執筆。「もう一つのタイタニック」で第4回海洋文学大賞入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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