光人社NF文庫<br> 零戦隊長宮野善治郎の生涯

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光人社NF文庫
零戦隊長宮野善治郎の生涯

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  • サイズ 文庫判/ページ数 718p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784769829386
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0195

内容説明

海軍戦闘機隊指揮官として誰よりも勇敢に戦い、戦後もなお旧部下から慕われ続ける宮野善治郎。貧しいが誠実な家庭に育った少年が海軍兵学校を経て戦闘機乗りとなり、昭和十八年六月十六日、二〇四空飛行隊長としてルンガ沖航空戦で戦死するまで、全力で生き抜いた二十七年の生涯と零戦隊の戦いの実相を克明に描く。

目次

大正四年~昭和九年 若江堤に草萌えて―宮野善治郎・誕生から八尾中学まで
昭和九年~十三年 澎湃寄する海原の―海軍兵学校時代
昭和十三年三月~十四年九月 四面海なる帝国を―艦隊勤務
昭和十四年九月~十六年八月 空征く心誰か知る―飛行学生~支那事変
三空・昭和十六年八月~十七年三月 時こそ来たれ令一下―大東亜戦争勃発
六空・昭和十七年三月~八月 命を的に戦う我は―MI、AL作戦
六空‐二〇四空・昭和十七年八月~十二月 銀翼つらねて南の前線―ソロモン・東部ニューギニアの激闘1
二〇四空・昭和十七年十二月~十八年三月 見よ壮烈の空戦に―ソロモン・東部ニューギニアの激闘2
二〇四空飛行隊長・昭和十八年三月~五月 雲染む屍―「い」号作戦・山本長官死す
二〇四空飛行隊長・昭和十八年五月~六月 玉散る剣抜きつれて―宮野大尉戦死
昭和十八年六月~終戦 あの隊長もあの戦友も―二〇四空の最後

著者等紹介

神立尚紀[コウダチナオキ]
ノンフィクション作家・写真家。1963年、大阪府生まれ。本書の主人公・宮野善治郎の母校、大阪府立八尾中学(旧制)の後身・八尾高校を経て、日本大学芸術学部写真学科卒。1986年より講談社「FRIDAY」専属カメラマンを務め、主に事件、政治、経済、スポーツ等の取材報道に従事。1995年、元零戦搭乗員の取材を開始する。1997年からフリーランスに。NPO法人「零戦の会」会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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スー

22
35宮野善治郎の少年期からラバウルの204空飛行隊長として27才で戦死するまでの記録。戦後になっても元部下達に慕われ特に一番長く列機を努めた大原飛曹長は毎朝宮野の写真に敬礼を欠かさず隊長が生きていたらどこまでもついて行くと言わしめる程尊敬された名指揮官宮野はどんな男だったのか資料や生存者が少ない為かエピソードは少なく感じたがそれでも宮野の魅力は感じる事ができた。朝元気だった者が夕飯には居なくなる最前線で指揮官を努めるのは想像も出来ないくらい大変な事なのに苦悩する姿を部下に見せる事なくビールを持って部下達を2020/03/10

もっぱら有隣堂と啓文堂

7
零戦を書かせたら右に出る者はいない神立尚紀さん渾身の作。巻末資料を含め徹底的な取材のもとに書かれていて凄みを感じさせる。大尉は著者と同じ府立八尾卒の大先輩。宮野善治郎大尉・海兵65期(S13卒)、磐手乗組、伊勢乗組、飛行学生、大分空、大村空、鹿屋空、12空、3空分隊長(フィリピン・蘭印方面)、6空分隊長(アリューシャン作戦後S17.10.7ラバウルへ)、204空分隊長、同航空隊飛行隊長兼分隊長、S18.6.16ルンガ沖航空戦にて未帰還。出撃81回、空戦24回。今現在でも通用する上司の鏡と言える人物であった2023/02/15

もちもち

6
神立さんの取材がめちゃくちゃ細かい(褒め言葉) 列機がその後どうなったかまできちんと書いてあるという。 そしてラバウル航空隊の戦死率はやはり半端ない。 食人種がいるという事実にも、猛獣毒蛇に分類されていることにも驚愕。2022/01/07

Sir

0
素晴らしい作品をありがとうございます。2017/05/14

Haru

0
筆者の高校の大先輩 宮野善治郎大尉の生涯。ガダルカナルの戦い以降、ラバウルを中心とする南太平洋の激戦が記録されている。筆者が後書きで言うように、戦争の悲劇を忘れないためには、当時のひとの「命」や「思い」に心を寄せ、今の平和と命の意味を考えることが重要だと思う。決して今に価値観だけで戦時の行為を断定してはならない。2022/03/02

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