内容説明
高射砲弾の炸裂音と無気味な爆音、そして空腹と栄養不足の集団生活。戦時下に暮らした子供たちの戦い!
目次
第1部 空襲(海軍士官のカッコよさにほれ込む;落下傘の模型で屋根から降下し、大失敗;自宅の庭に家族八人用の防空壕を作る;ゲートルを巻くとカッコいいし、実用性も高いのだ;ぼくは模型飛行機作りと絵を描くことが得意だった ほか)
第2部 疎開(いよいよ最後の学童集団疎開が実施された;疎開先は八ヶ岳山麓の立派なお寺だった;お寺で迎えた疎開第一夜の出来事は…;東京の父兄に送られた疎開生活第一信;朝食の前に必ずしなければならない「読経」 ほか)
著者等紹介
小田部家邦[オタベイエクニ]
昭和8年12月、東京生まれ。元警視庁科学捜査研究所研究員。定年退職後はプランクトンの顕微鏡観察指導に専念。観察歴70年(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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