内容説明
世界初の機動部隊を作りながら戦艦と大口径砲の呪縛から解き放たれなかった海軍の宿命。無敵連合艦隊の幻想、現実無視の独善主義、首脳部の無定見―敗れるべくして敗れた海軍の実現。
目次
第1章 日米開戦(世界最初の機動部隊;山本五十六の大バクチ;動き出した計画 ほか)
第2章 真珠湾攻撃と南雲機動部隊(サイは投げられた;機動部隊発進;奇襲成功 ほか)
第3章 戦線の膨張(タスク・フォース;ジャワ島の攻防;スラバヤ沖海戦 ほか)
第4章 運命の二海戦(空母「祥鳳」の沈没;相打つ機動部隊―サンゴ海海戦;ミッドウェー作戦発動 ほか)
第5章 ガ島をめぐる消耗戦(第一次ソロモン海戦;甘すぎた見通し;第二次ソロモン海戦 ほか)
著者等紹介
越智春海[オチハルミ]
大正7年、愛媛県に生まれ、広島市に育つ。修道中学卒業後、昭和14年、歩兵第11連隊(広島)入隊、同15年、出征。仏領インドシナ作戦、マレー攻略戦に参加。その後南方各地を転戦、シンガポールで終戦を迎える。元陸軍大尉。平成24年1月歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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