内容説明
「死ぬために生きてきた日々」いまも著者の耳に残る、若き特攻隊員のつぶやき―若者に課せられた運命として、これほど過酷で凄惨なことが他にあるだろうか。
目次
第1章 予科練
第2章 飛練
第3章 海南島三亜空
第4章 海南島雑記
第5章 海南島二五四空
第6章 台湾
第7章 フィリピン
第8章 特攻隊
終章
著者等紹介
久山忍[ヒサヤマシノブ]
昭和36年生まれ。記録家。硫黄島戦生き残りの海軍中尉・大曲覚氏と出会ったことを機に、作家活動をはじめる。戦場体験者の証言を記録し、証言者の原稿校正を経た後に作品を発表するという独自のスタイルで、第1作は、大曲氏の証言を記録した「英雄なき島」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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