内容説明
日本人が生んだ傑作機零式艦上戦闘機。太平洋戦争は、零戦によって計画され、戦われたといわれる。―日本の運命を託された零戦に、青春のすべてを賭けて戦ったパイロットたちの臨場感あふれる空戦記録。真珠湾、ミッドウェー海戦、北方アリューシャンからソロモン撃滅戦、最前線で激闘を続けた母艦零戦隊の戦い。
目次
初陣・中国戦線(初陣「十二空」零戦隊の凱歌;こうして私は中国空軍を撃滅した! ほか)
南方進攻成功す(マレー零戦隊の静かなる開戦日誌;山田部隊・南太平洋転戦譜 ほか)
真珠湾攻撃から珊瑚海海戦まで(制空隊から見た真珠湾攻撃;加賀攻撃隊ラバウル上空に進出す ほか)
非情の海ミッドウェー・アリューシャン(赤城戦闘機隊最後の戦い;あゝ飛龍戦闘機隊慟哭の海に消ゆ ほか)
ソロモンの空で(翔鶴零戦隊南太平洋の勝鬨;翔鶴零戦隊ソロモン上空の哀歌 ほか)
著者等紹介
秋本実[アキモトミノル]
昭和3年、東京牛込に生まれる。東京府立第四中学校を経て、東京都立航空専門学校に入学、航空機設計技術者を志したが、終戦のため実現せず。以後、日本軍用機史の研究に従事。各種航空雑誌、軍事雑誌、模型雑誌、少年雑誌に執筆。昭和23年より平成2年まで、42年間にわたり参議院事務局に奉職、委員会運営事務、広報写真撮影等に従事。平成25年2月、歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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