内容説明
運動性では劣るが野戦軍と行動を共にし、野・山砲で破壊できない目標にも威力を発揮する、口径15センチ前後の榴弾砲と10センチの加農。砲手全員を乗馬させて野砲よりもさらに軽快に移動する騎砲。大正末期の自動車牽引十加連隊に始まる攻城砲兵の展開用に発達をとげた牽引車50輌と代表的な型式の信管70点を収載。
目次
野戦重砲(加農)(克式十糎半速射加農;克三八式十糎加農 ほか)
野戦重砲(榴弾砲)(克式十二糎榴弾砲;克式十五糎榴弾砲 ほか)
騎砲(四一式騎砲;試製騎砲)
付1 牽引車(ホルト五トン牽引車;ホルト三〇型牽引車 ほか)
付2 信管
著者等紹介
佐山二郎[サヤマジロウ]
昭和22年、岡山市に生まれる。拓殖大学商学部卒業。会社勤務のかたわら、火砲を中心とした軍事技術史の研究に勤しむ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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