内容説明
戦後の日本人にとって―なつかしくてよそよそしい、身近なようでいて縁遠い存在の靖国神社―戊辰・西南戦争から日清・日露、太平洋戦争にいたる戦死者二百四十七万人を祀り、年間六百万人の日本人が訪れる社。その全てを、わかりやすく多角的に捉え、戦後日本人の意識構造を抉った異色の歴史ドキュメント。
目次
はじめに 靖国に祀られている日本人の誇り
第1章 靖国神社は日本の鎮守の森
第2章 なぜ靖国神社を冒涜するのか
第3章 靖国信仰にみる古きよき日本
第4章 現代人が忘れている靖国の心
第5章 日本を護った靖国神社の英霊
第6章 靖国に背を向けた戦後日本の迷走
著者等紹介
新野哲也[ニイノテツヤ]
1945年、北海道小樽生まれ。明治大学政経学部卒業。月刊「グローバル・アイ」編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ウッチー
2
愛国心を煽り立てるような文章が目立つ。日本人のなりたちや靖国神社に対して、様々なポジションの思考があるという事を理解する為に読むのは悪くないが、こうした書籍ばかりを好んで読む事は危険に感じる。戦後の教育で日本民族はみな平和ボケしてしまったと著者は指摘するが、私は逆に、近年急速にこうした愛国書籍が増加してきた事に対して疑問を抱いてしまう。2014/09/13
馨
2
左寄りなメディア、マスコミ、政治家、職業的、名指してズバズバ書かれています。今も昔も、国民はメディアに踊らされっぱなしです。戦後民主主義がどれほど形だけのものであるかもよくわかりました。靖国にはまだ行ったことがありません。早く参拝に行きたいと思います!!2013/01/18
rfarjerry2
1
ゆとりの極み的存在の私からすると目からウロコな事が沢山書かれていました。日本の英霊たちの事は忘れてはならないと思った。ただ、発言の根拠に乏しい点が少し気になる。2014/04/24