内容説明
島はロシアの一部である―聞き古したロシアの主張は実効支配という切り札を握っている限り揺るぎないものなのか。日本とロシアが領土問題で初めて接した安政年間から一世紀半の年月を迎えて、相手の立場から北方領土を眺めてみれば新たな糸口が見えてくる。隣国としての日ロ関係の歴史を読み解く話題の一冊。
目次
はじめに 日本は侵略好きな油断のならない隣国
第1章 北方の歴史
第2章 日露の確執、樺太か千島か
第3章 近代における日露関係
第4章 サンフランシスコ平和条約
第5章 日ソ共同宣言
第6章 改めて北方領土問題
第7章 ロシア人にとっての北方領土
著者等紹介
岡田和裕[オカダカズヒロ]
1937年、中国東北丹東生まれ。作家。新聞記者、雑誌編集者を経て文筆活動に入る。専門は近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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