内容説明
敵を知らず、己れを知らず―必勝の妄信。人跡未踏のジャングルを食糧も弾もなく転戦し、肉体を米軍に投げうった15万余の将兵の痛恨。
目次
第1章 南海支隊
第2章 ポートモレスビーの灯
第3章 ブナ地区の壊滅
第4章 ラエ、サラモアの危機
第5章 ダンピール西岸の攻防
第6章 崩れゆく戦線
第7章 安達司令官の最期
著者等紹介
越智春海[オチハルミ]
大正7年、愛媛県に生まれ、広島市に育つ。修道中学卒業後、昭和14年、歩兵第11連隊(広島)入隊、同15年、出柾。仏領インドシナ作戦、マレー攻略戦に参加。その後南方各地を転戦、シンガポールで終戦を迎える。元陸軍大尉(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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