内容説明
口経5センチから30センチに倒る大口径、大落角で大量の爆薬が装填された弾丸を発射する迫撃砲。太平洋戦争末期になり離島防護と本土決戦用として配備された噴進砲、無反動砲。そして射程50キロに達する沿岸防御の列車砲、装甲列車など日本陸軍が研鑚を積みかさねて装備した多種多様な特種砲の構造・機能を詳解。
目次
迫撃砲
噴進砲
無反動砲
船載火砲
列車砲
装甲列車
著者等紹介
佐山二郎[サヤマジロウ]
昭和22年、岡山市に生まれる。拓殖大学商学部卒業。会社勤務のかたわら、火砲を中心とした軍事技術史の研究に勤しむ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スカイバニラ
6
旧日本陸軍の迫撃砲、噴進砲、無反動砲、船載火砲、列車砲、装甲列車の構造、機能を解説したNF文庫書き下ろし作品。各砲の主要諸元、写真、図版なども多数載っています。輸送船舶の自衛用船載火砲を紹介する項に、四式三十七粍舟艇砲という砲が紹介されています。陸軍の「潜航輸送艇マルゆ」に搭載された砲で、その写真も本書には載っているのですが、それを見た素直な感想は「こんな小さな砲だったのか」というものでした。本書で紹介されている砲のほとんどが初めて知るようなモノばかりでしたのでいろいろ面白く読めました。 2011/03/26
VC
1
これは読むものではなく、他の本とかにのっている迫撃砲を調べる時に使うものだな。 2011/04/04
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