内容説明
伊400潜に搭載された特殊攻撃機パイロットの戦い。予科練出身ベテラン操縦員の記録!14歳で海軍に入り、真珠湾攻撃からウルシー特攻まで、水上機を駆って最前線を走り抜けた歴戦航空兵の太平洋海空戦記。
目次
第1部 「利根」と共に戦った予科練魂(大空にはばたく;館山での修業時代;軍艦「熊野」へ ほか)
第2部 「伊三七潜」インド洋航海記(鹿島航空隊へ;甲八期教育;霞空教官時代 ほか)
第3部 「晴嵐」操縦士、最後の航跡(「晴嵐」との出会い;六三一空開隊;悲しき花嫁 ほか)
著者等紹介
高橋一雄[タカハシカズオ]
大正9年、東京江戸川に生まれる。昭和10年6月、6期予科練習生として横須賀航空隊入隊。飛練(操縦専修)卒業後、館山空、軍艦「熊野」乗組をへて14年5月、軍艦「利根」乗組となり、北部仏印進駐、ハワイ攻撃、ウエーキ島、ビスマルク諸島、豪州北部、インド洋方面作戦に従事。17年5月、鹿島空付、18年4月、霞空付(操縦教育)。同12月、6艦隊司令部付としてマレー半島ペナン着任、伊号37潜。19年8月、横空付、同12月、631空付。20年6月、伊号400潜乗組。終戦にともない同9月復員、任海軍中尉(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
donboo
16
1941年12月8日の真珠湾攻撃から終戦までを戦い抜いた一人の飛行機乗りが語る真実。優勢から一転ミッドウェイでの惨敗、制空権を奪われてからの劣勢変化する戦局の様子が時系列的に知ることができる。著者が潜水艦搭載機のパイロットだったことから潜水艦での様子がよく書かれている。これまで読んだ陸戦の悲惨な情景とは異なりヤラレテ逝く時は皆一緒という潔さと一体感が感じ取れる。昨日の敵は今日の友とはならなくても終戦を迎え米国海軍に拿捕された後の紳士的な扱われ方の様子を読むと戦争が愚かな行為だと感じずにはいられない。2017/05/31
naftan
1
まず、ちゃんと日付が入ってるところが素晴らしい。/熊野→利根→鹿島空→霞空→伊三七潜→横空→伊四〇〇潜/伊三七潜の蝕雷沈没の姿を上空から目撃。1944年2月22日の捕虜殺害にかかわる。日常の訓練内容が書いてあって感じ2010/12/16
鈴木誠二
0
真珠湾攻撃から、伊401の幻のウルシー攻撃隊に参加したという貴重な記録。晴嵐、瑞雲、生産数の少なさがよく指摘されるけど、それ以前に、乗りこなせる搭乗員がほとんどいなくて機体が余るエピソード。実践経験のない将校が特攻をファナティックに主張し、現場を切り盛りできる経験豊富な幹部将校が払底した末期戦の様相がここに!!2014/05/18
-
- 電子書籍
- 赤い靴の誘惑 創元推理文庫
-
- 電子書籍
- 死ぬための教養 新潮新書




