光人社NF文庫
悲劇の輸送船―言語道断の戦時輸送の実態

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  • サイズ 文庫判/ページ数 382p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784769825401
  • NDC分類 395.9
  • Cコード C0195

内容説明

戦争の勃発が予想される場合、海上輸送というものはどのように運営しなければならないのか―必要とされる船舶量、予測される損害、輸送船の運用法など、すべてが曖昧ななかで進められた日本の海上輸送計画の慢心を指摘し、多大なる損害を出した小型船舶による南方資源の輸送など知られざるエピソードを収録。

目次

第1章 悲劇の航海(魔のバシー海峡;大陸沿岸決死の航海 ほか)
第2章 悲運の商船(日本編)(常陸丸(初代)の遭難事件
客船吉野丸の沈没 ほか)
第3章 悲運の商船(外国編)(輸送船メンディーに何が起きた?;地中海に沈んだフランス客船ラ・プロヴァンスの悲劇 ほか)
第4章 追い詰められた日本商船隊(小型油槽船の秘められた戦い;機帆船出撃す ほか)

著者等紹介

大内建二[オオウチケンジ]
昭和14年、東京に生まれる。37年、立教大学理学部卒業後、小野田セメント株式会社(後の太平洋セメント株式会社)入社。中央研究所、開発部、札幌支店長、建材事業部長を歴任。平成11年、定年退職。現在、船舶・航空専門誌などで執筆。「もう一つのタイタニック」で第4回海洋文学大賞入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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