内容説明
日米開戦のさきがけとなり、日本海軍の全作戦海域で活躍し、本土決戦において主戦力として備えていた特殊潜航艇―居住性は劣悪で、連続一〇時間の乗務に乗員は耐えられない―潜水艦ではなく消耗兵器である特潜の知られざる特性をあらゆる悪条件下に奮闘した実戦と共に元海自潜水艦長が徹底研究する話題作。
目次
第1章 特殊潜航艇の実態(性能(諸元)と性格(作戦能力)
作戦能力総合評価と最適用法)
第2章 甲標的の誕生(発案;誕生;実戦に備えて)
第3章 甲標的作戦の実態(攻撃作戦;防御作戦)
第4章 甲標的以外の特殊潜航艇(海竜;特型運貨筒;運貨筒;運砲筒;回天)
著者等紹介
中村秀樹[ナカムラヒデキ]
昭和25年、福岡県に生まれる。昭和49年、防衛大学校卒業(18期生)、海上自衛隊に入隊。護衛艦隊幕僚、潜水艦艦長、幹部学校教官等を務め、防衛研究所戦史部を最後に平成17年、退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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