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内容説明
ある春の日、高校生・名嘉田幸人は空を舞う巫女装束の少女と出会う。少女を追う異形の者から、命がけで助けようとした幸人だが、彼女は人間離れした身体能力と目を疑うような不思議な力を振るい、それを撃退。幸人はむしろ少女に助けられてしまうことに。しかし、少女は幸人の行為を感激し、幸人にキスをしてしまう。「あのね…。これで、わたしに…こ、恋した?」幸人に好意を寄せ、たびたび彼のもとを訪れる少女。異形と戦う少女はいったい何者なのか?少女の運命を知ったとき、幸人は決意する。護ってみせると。『神剣』と『賓』を巡る物語が、今ここに幕を開く。
著者等紹介
八薙玉造[ヤナギタマゾウ]
1979年大阪生まれの大阪育ち。大阪芸術大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コオロ
1
何が起こっているのか、事態の核心がわからないまま、カロリー高めのアクションシーンと共に外周を走り続け、女の子を追いかけるためド真ん中に飛び込みようやく世界の真実(設定)を知るも、そういえば女の子の名前すら知らなかった。これが若さか……。2025/02/10
ねこのみー
1
前作は合わなかったけど、これはわりと好き。バトルシーンが長くてダルくなるのが難だが。でもそれも暴走気味の巫女ようじょがかわいいので帳消しにしてしまえるレベル。2巻もそのうち読むかな。2014/04/07
村正
1
主人公の男の子がなんというかクドイ気がする。未熟と言う言葉を免罪符にしていないだろうか?2010/09/01
海老庵
1
ロリ巫女ヒロインはツボ。ポニテ暴力幼馴染もツボ。熱くて真っ直ぐな主人公も好感が持てる。前作ほどの衝撃はないけど充分に面白かった。P.298に大きなミスが一ヶ所あるのでラストの感動が半減したのが残念。2009/12/01
葦附
0
もはやまともに立ち上がることもできず、それでも、倒れることを拒み、男は土を摑み、握る刀を地面へ突き立てた。血に濡れた唇から荒く乱れた息が漏れ、泥にまみれた頬を伝い落ちる汗にもまた、赤いものが混じっていた。(p10)■ひゃっほー!って叫ぶモヒカンが出てきたときにはどうなることかと思った。ヒロイン二人がいいキャラしてますね。しかし十歳……。2016/01/30
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