内容説明
ベストセラー『Uボート入門』につづく艦艇ファン待望のドイツ海軍徹底研究。プロシャ時代から発展をとげ、英国との宿命の戦いに挑んだドイツ海軍水上艦を網羅する話題作。主要海軍基地、造船所、キール運河等、知られざるドイツ海軍の基礎から、通商破壊艦への補給艦まで、豊富な写真と共に綴るビジュアル決定版。
目次
ドイツ海軍前史
新生海軍の再建
主要海軍基地・キール運河・造船所
海軍総司令官
通商破壊戦
装備
戦艦
航空母艦
重巡洋艦
軽巡洋艦
仮装巡洋艦
駆逐艦・護衛艦
水雷艇
魚雷艇
掃海艇
補給船
その他の艦船
著者等紹介
広田厚司[ヒロタアツシ]
1939年、北海道に生まれる。明治大学卒業。会社勤務の傍ら、欧州大戦史の研究を行なう。月刊誌「丸」をはじめ各誌に執筆。現在、翻訳家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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maddroid02
0
艦これにドイツ艦実装と言うことで、史実周りのチェック用に。政治問題をどうクリアするかと思えば、特別何するでもなくスルーとか、まあスケールモデルとかでたどってきた道か。日本人の印象から言えば、ドイツの科学力ばかりに目が行くけど、黎明のドイツ海軍はかなりお寒い。イギリスとの建艦競争の果てに第一次大戦で敗北し、ありとあらゆる制約の中での再軍備は、ドイツ海軍をがちがちの通商破壊戦、海のゲリラ戦部隊へと変えていく。この辺りは艦隊決戦思想にとりつかれた日本とは対照的で、第一次大戦での勝敗が、戦略を分けたと言える。2014/03/22
Poirot
0
やはりというか、ドイツ海軍の揚陸艦の記述は皆無であった(数行)。2006/12/23
きょむ
0
ドイツ海軍についての知識皆無だったので、勉強になりました。読みやすいと思います。2019/06/16