内容説明
『成否にかかわらず突入を断行すべし』海軍首脳部の意向に動じることもなく、米軍の状況と濃霧のために、第一回目の突入を断念して引き返し、臆病の陰口をたたかれながら、『帰ればもう一度来ることができる』と再突入の時期を待ち、みごとに一兵も損じることなくキスカ島守備兵全員を救出した前線指揮官の生涯。
目次
明治の将器
天命感知
重巡「三隈」「最上」救助異聞
決断「まっすぐいけ」
絶対絶命の死闘
信仰と戦運
結婚と震災救援
長官米内光政指揮下の砲艦艦長
国内は大乱、中国は果てしない戦争
わが家にまさる憩所はなし
伏見宮元帥の天皇への直言
ドイツ軍の大敗を知らずに開戦
アッツ・キスカ占領と撤収開始
司令官は春風駘蕩の村長
突入か反転か
開運
連鎖の奇蹟現象
守備隊全員救出に成功
理の当然の連合艦隊崩壊
陸軍を大敗させた海軍の戦果発表
一人残らず救助する
戦争末期の連合艦隊司令部付
日本降伏時の信念
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