内容説明
名将という資質と人間的魅力において、連合軍の提督をはるかに凌いだ日本海軍五人の提督。強力なる大敵を前にして劣弱な戦力を最大限に活用した指揮官の勇気と知恵は、いかに涵養されたのか。人格に拠る戦機の掴み所を描く海戦記。
目次
創造と先見の人 小沢治三郎
人間的魅力 山本五十六
天才的戦術家 吉川潔
果断の人 山口多聞
不世出の名参謀 草鹿龍之介
著者等紹介
佐藤和正[サトウカズマサ]
昭和7年、北海道に生まれる。満州国新京特別市(現在の長春市)で終戦を迎える。日本大学芸術学部を卒業、河出書房入社。昭和37年より文筆活動に入り、ノンフィクションを中心に執筆。10月歿
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感想・レビュー
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もちもち
3
確かにタイトルと合ってないような 講談社版の五人の提督のほうがいいね 内容は5人の提督の人柄や作戦をざっと理解することができたので満足2021/09/22
しんのすけ
2
これまでに言われている人物評が正解ではなくいろんな方面から資料を取り寄せて事実であったことをもとに評価すべきであると思える。この本によって少し深く知ることが出来たが後日何らかの新しい資料が見つかったりするとまたその評価も変わるかも知れない。それにしても無謀な戦争との評価は惨すぎると思う。もっと真実が知りたい。2024/02/10