光人社NF文庫<br> 防空駆逐艦「秋月」爆沈す―海軍予備士官の太平洋戦争

光人社NF文庫
防空駆逐艦「秋月」爆沈す―海軍予備士官の太平洋戦争

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  • サイズ 文庫判/ページ数 269p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784769823124
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

内容説明

船乗りにあこがれて越中島の高等商船学校を志し、入校と同時に“予備士官”となることを義務づけられ、戦局の悪化にともなって、最前線へ駆り出された海の男たちの奮戦―捷一号作戦の激闘下、暗黒と焦熱うずまく沈没寸前の防空駆逐艦「秋月」の艦底から奇蹟の生還を果たした缶部指揮官が綴った感動の海戦記。

目次

第1章 軍艦旗の下に死なず
第2章 戦雲急を告げて
第3章 地獄の海から生還す
第4章 「忠君愛国」の教育現場で
第5章 最後の海軍予備生徒
第6章 同期の桜たちの慟哭

著者等紹介

山本平弥[ヤマモトヘイヤ]
大正10年、新潟県長岡市に生まれる。昭和18年8月、東京高等商船学校(機関科)卒業、大阪商船株式会社入社。同年9月、海軍応召。重巡「足柄」、防空駆逐艦「秋月」乗組。19年10月、「秋月」沈没、負傷し呉海軍病院に入院。退院後、練習艦「八雲」をへて、横須賀海軍砲術学校教官。終戦時、海軍大尉。戦後、大阪商船に復帰し、復員輸送業務等に従事。23年、航海訓練所帆船海王丸、巡視船機関長をへて海上保安大学校教授、第七管区海上保安本部次長、海上保安学校長を歴任。57年、海技大学校長にて退官。現在、尾道海技学院理事。海上保安大学校名誉教授。大阪大学工学博士
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感想・レビュー

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Toska

7
昭和18年に商船学校(機関科)卒、すぐ海軍に召集され重巡「足柄」・駆逐艦「秋月」で戦った予備士官の回想。一般の動員学徒と異なり全く専門違いの場に放り込まれたわけではないが、さりとて本職の軍人とも違う独自の立ち位置で、その観察眼はなかなかに興味深い。「秋月」沈没時は罐室担当で、爆発により高温の蒸気が噴出してきたため地獄の様相を呈した(機関科およそ80名のうち生還者は3人のみという)。2023/08/30

鐵太郎

3
防空駆逐艦として機動部隊の前衛に立って爆沈した「秋月」と、常に最前線に押し出され、すさまじい割合で戦死者を出した商船学校出身の予備士官たちの物語です。もはや、あの戦争は遠い記憶の彼方かも知れません。しかし、忘れるべきではないこともあるのです。それは、恨みではない。未来への反省です。そうあるべきです。2005/05/21

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