光人社NF文庫<br> 戦艦武蔵の最後―海軍特別年少兵の見た太平洋海戦

光人社NF文庫
戦艦武蔵の最後―海軍特別年少兵の見た太平洋海戦

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  • サイズ 文庫判/ページ数 232p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784769823070
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

内容説明

戦艦「武蔵」六万四〇〇〇トン、乗組員総数二九五九名、戦没者一〇三九名―不沈の名を冠する巨大戦艦は、どのように戦い、沈んでいったのか。幼き身で海軍を志し、戦局悪化の中、最前線に駆り出されて奮闘した“海の少年兵”が綴る感動のノンフィクション。知られざる特年兵の真摯な姿と世紀の海戦の地獄絵。

目次

序章 死の影
第1章 黒い海
第2章 船団出港
第3章 不沈戦艦
第4章 一羽の鷹
第5章 沈没の時
終章 軟禁の島

著者等紹介

塚田義明[ツカダヨシアキ]
1927年(昭和2年)東京都に生まれる。1942年(同17年)中学2年のとき、第1期海軍練習兵(特別年少兵)を志願。海軍砲術学校普通科、高等科測的術練習生卒、戦艦「武蔵」乗務員。ビアク島作戦、サイパン沖海戦、比島沖海戦に参加。戦後、中学に復学。明治大学新聞高等研究科卒業後、毎日新聞記者、昭和女子大学を経て、現在、皇室ジャーナリスト

樹月俊[キズキシュン]
著書に『女新入社員・恥辱の奴隷研修』『新任音楽教師 凌辱狂想曲』『悪魔のオフィス 暴虐の連続復讐レイプ』『黒い下着の若妻 美奈代・二十四歳の魔檻』『ダブルレイプオフィス 令嬢秘書を狙え!女課長を堕とせ!』『名門女子大生・恥辱の就職試験』
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感想・レビュー

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shinano

10
日本海軍は何故か戦艦では一番艦のフネに思い入れてしまう。同型艦で二番艦の武蔵は当時から大和の陰になってしまっている様な感がある。戦後にその存在が国民に明らかにされた史上最大最強と謳われた大和型戦艦にかんする書籍も武蔵を扱ったものは大和に較べるずっと少ない。日本人にある長男優遇の慣習もフネに対してあるのであろうか。当然、武蔵のほうが大和よりあとに完成しているので、同じ設計から建造されてはいても戦訓による変更や新装備品が多々あっただろうから、軍艦としては「優」であるはずなのに。ここにも武蔵の悲劇がある様だ。2010/08/04

こまったまこ

8
15歳で海軍特別年少兵を志願し、厳しい訓練の後、戦艦武蔵の乗組員になった方の実録記です。前半は国のため家族のために意気揚々と年少兵に志願したのに、制裁と罰直の厳しい学校生活が描かれており、理不尽な暴力に嫌気が差しました。中盤からはいよいよ戦艦武蔵に乗り込み高角砲の測定助手として戦闘に臨みます。艦内生活の様子は興味深いです。幾度かの米軍の攻撃を受けつつも不沈を誇った武蔵が最後比島シブヤン海で大和などの主力艦を逃がすために囮になり米軍に完膚なきまでに叩きのめされていく様子が詳細に描かれています。2015/04/27

奥 清衡

0
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