内容説明
艦船ファン待望の“軍艦のルーツ”を探る艦艇学講座―水雷艇や駆逐艦の起源をはじめ、「大和」と同じ十八インチ巨砲を搭載したモニターや強襲揚陸艦など各種軍艦の生い立ちから戦歴にいたるまで、図版と写真でビジュアルに伝える。南北戦争の知られざる海戦やスループ・コルベット・フリゲイトの区分も詳解する。
目次
1 水雷艇・魚雷艇
2 駆逐艦
3 スループ・コルベット・フリゲイト
4 揚陸艦艇
5 機雷敷設艦・掃海艇
6 砲艦
7 モニター
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じゅん
1
艦艇の歴史と言うと、南北戦争のモニターから始まるものが多いが、この本は刺突爆雷のようなものをつけて突撃する水雷艇から説明するあたりが非常にマニアックである。そのあとも帆船と砲塔を組み合わせた過渡期の艦艇、揚陸艦の歴史など、通常の戦艦、巡洋艦と言った花形以外についての知識を実につけることができる。後半では両大戦におけるモニター艦が扱われるが、海軍大国であり、紳士の国なのに、馬鹿でかい大砲を無理やりつけた感満載の船を作るあたり、やはりイギリスのセンスは少しおかしい気がする。しかし最後には勝つのだから問題ないか2014/08/31
風見草
1
水雷艇やコルベット、揚陸艦など、やや地味なジャンルを、しかも19世紀後半から視野に入れて記述する珍しい本です。ジャンルの近い「小艦艇入門/木俣 滋郎」とあわせて読むと面白いと思います。
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